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予防歯科
歯が痛くなってから歯科医院を受診される方は多く、治療がつらかったという思い出もあることでしょう。しかし、むしろ痛みやつらい治療を回避するために、歯科医院に来てはいかがでしょうか。その際に行うのが「予防歯科」の取り組みです。
ほとんどの方は歯磨きという「予防」の一種をすでに毎日実行なさっていますが、ご自分なりの方法での歯磨きでは、十分とは言えません。歯科医師・歯科衛生士が行うケアと組み合わせて実施することで、よりしっかりと予防することができます。
皆さまの予防を、当院にお手伝いさせていただきたいと思っています。
歯周病
歯周病という言葉はよく耳にするものですが、病気だということはご存じですか。細菌を含んだプラークがその原因で、ご自分の抵抗力より細菌の力が強ければ歯茎に炎症が起きてしまいます。炎症が悪化するとやがて顎の骨を溶かし、最後には歯が抜けてしまう恐れがあります。
発症の要因となるのは、磨き残しによるプラークだけとは限りません。プラークが固まって歯にこびりついた歯石も歯茎に悪影響を与えますし、たばこを吸う習慣や不適切な歯科治療もお口の環境を悪化させてしまいます。また、噛み合わせに問題があると、歯を支える組織に負担となることでしょう。さらに、糖尿病のような基礎疾患、ストレスがあると抵抗力が弱るので、細菌の力を抑えきれません。
細菌に負けないようお口の環境や生活習慣を整えるとともに、早期に歯周病の治療を受けましょう。
ホワイトニング
歯そのものが着色・変色してしまった場合、ホワイトニングで白さを取り戻すことが可能です。その方法には、ご自宅にいながら歯を白くできるホームホワイトニングと、通院して施術を受けるオフィスホワイトニングの2種類があります。
ホームホワイトニングの場合は、当院で患者さま用にお作りしたマウスピースに過酸化尿素が含まれたお薬を入れて1日2時間ほど装着していただきます。2週間から4週間ほど続けると、歯が白くなったと感じていただけることでしょう。
もう一方のオフィスホワイトニングは、当院で歯をクリーニングしてから、過酸化水素を成分とするお薬を塗って歯を白くする方法です。歯科医師や歯科衛生士が施術するので、状態や経過を見ながらその方に合わせて調整することができます。
ご自分に合った方法はどちらかなど、迷われている方は遠慮なくご相談ください。
インプラント
インプラントとは、噛む機能を取り戻すために、歯を失った箇所に人工歯根を入れて歯を作る治療です。噛み心地も見た目も天然の歯にそっくりなので、歯ごたえのある食べ物を楽しみ、お口元を隠さないで会話することができるようになります。
また、ブリッジとは異なり、支えにするために健康な歯を削ることはなく、入れ歯と違い異物感がありません。しかも、失った歯と同じ箇所に同じ本数のインプラントを入れるばかりではなく、歯の位置や失った本数によって何通りもの治療パターンが考えられます。インプラント数本を土台として総入れ歯を装着すれば、通常の入れ歯よりも優れた安定感を持つ入れ歯に仕上げることができます。
残った歯を守るためにも、インプラントを検討してみてはいかがでしょうか。まずはインプラントが適応できるかどうか、ご相談においでください。
矯正歯科
矯正はお子さま向けの治療とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大人になってからでも、今より美しくて健康的な口内環境に改善することができます。歯を動かしていくメカニズムも、お子さまと同じです。出っ歯や受け口、歯の隙間なども治療できます。
矯正装置をつけると初めは違和感があるかもしれませんが、お食事もスポーツもそのままなさってください。矯正中、器具が目立たないか心配という方には、見えづらい矯正装置やマウスピースを使う方法をご提案できます。
歯並びが乱れ噛み合わせに問題があると、口腔内を清潔にしておくことが難しく、むし歯・歯周病になりやすくなります。また、歯列に隙間があると隣の歯が倒れてきてしまい、さらに歯並びが乱れてしまう恐れもあります。
矯正治療をすることは、こうしたリスクを下げることにつながります。健康的で美しいお口元を手に入れるため、矯正治療をぜひご検討ください。
小児矯正
お子さまの矯正治療は早期開始にこだわる必要はなく、状態に応じて良いタイミングがあります。当院は、できるだけ短期間で、かつ小さい費用負担で治療できるようご提案する方針です。お子さまの歯並びで気になることがありましたら、お子さまとご一緒にご相談にお越しください。
従来は、矯正と言うと6歳頃からずっと装置をつけたまま過ごしていたものですが、今は1期と2期で治療を分けることにより装置をつける期間を短くできるようになりました。また、お子さまのうちから矯正治療を始めると、成人してから矯正するよりもご負担が小さくて済みますし、早いうちからより美しい笑顔を手に入れることができます。大切なお子さまの将来を考え、歯並びの矯正を検討していただきたいと思います。
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