ホワイトニングをすると、どの程度まで白くなりますか?
変色の原因や変色度合い、歯の性質などにより個人差があります。また、神経を抜いた歯は、神経が残っている歯ほど白くできません。まずはカウンセリングをして、より白くできる方法を患者さまと一緒に検討します。
ホワイトニング後の白さは、どのくらい持ちますか?
ホワイトニングは歯の表層を漂白するものなのですが、残念ながら一度ホワイトニングしたからといっていつまでも白いままというわけではありません。爪や髪が伸びたらネイルサロンや美容院にいらっしゃるのと同様に、歯の白さを維持するため3~6ヵ月に1回のトリートメントをおすすめしています。また、白さを長持ちさせる歯磨剤も、販売しております。
ホワイトニングをするとき、痛みはありますか?
歯が健康な状態であれば、痛みを感じることはありません。けれども、歯に破折や亀裂などがある場合は、しみる感じがしたり痛みが出たりすることが考えられます。もし施術中にそうした症状が出たら、その箇所についているお薬を取り除き、症状を抑えるお薬を塗るなどの処置をいたします。
ホワイトニングは、歯や身体に悪影響がありますか?
ホワイトニングで使用されるお薬は主に過酸化水素で、悪影響がないことを国内外の医療団体や役所が研修し、確認しています。
ホワイトニングは、何歳から受けられるようになりますか?
多少個人差はございますが、基本的には16歳以上で永久歯が生え揃った方を対象としています。(高校生の場合は、保護者の方からの同意が条件です)
矯正治療中ですが、ホワイトニングできますか?
裏側に矯正装置を装着していらっしゃる方は、ホワイトニングを受けることが可能です。しかし、表側に矯正装置をつけている方は、ホワイトニングすることができません。
妊娠中ですが、ホワイトニングできますか?
妊娠中や授乳期間中は、精神的にも肉体的にもバランスを崩しやすい時期ですので、落ち着いてからホワイトニングすることをおすすめしています。
歯を削らずに白くなるのは本当ですか?
はい。お薬を使い、歯そのものを漂白します。
ホワイトニングした後に、何か気をつけることはありますか?
ホワイトニングをしたばかりの歯は、水分などを吸収しやすくなっています。色素を取り込んでしまうのを防ぐため、ホワイトニングしてから24時間は、色の濃い飲食物やたばこなどを避けるようにしてください。
【避けたほうがいいもの】
コーヒー、紅茶、日本茶、赤ワイン、コーラ、ジュース類、色の濃い果物や野菜、カレー、チョコレート、しょうゆ、みそ、ソース、色つきの歯磨剤やうがい薬など
被せ物がしてある歯も、白くできますか?
ホワイトニングで白くできるのは、天然の歯だけです。人工的な詰め物や被せ物は、白くすることができません。
神経を取った歯も白くなりますか?
神経を取って黒ずんでしまった歯も、ある程度は白くすることができます。しかし、神経のある歯ほどには白くなりません。
むし歯があると、ホワイトニングができないのですか?
むし歯がある方は基本的に、治療を終えてからホワイトニングをするのがおすすめです。ただし、小さなむし歯を白い樹脂で埋める場合は、ホワイトニング後に白くなった歯に合わせた色で治療する場合があります。
ホワイトニングとクリーニングとの違いは何ですか?
クリーニングは、超音波で歯石を除去したりお薬で歯の表面についたヤニや茶渋を除去したりするものです。歯本来の白さにはなりますが、それ以上に白くはなりません。一方、ホワイトニングは、歯そのものを漂白し、色を明るくします。
真っ白い歯になりますか?
テレビで見るような歯の白さが際立つ方は、歯を削ることによって白くする方法を行っていらっしゃるかと思います。ホワイトニングでは、同じように真っ白い歯にすることはできません。当院では、歯を削らずに済み、自然な白さに近づくことができるホワイトニングを提供しております。
ホワイトニングのデメリットは何ですか?
患者さまによっては、知覚過敏の症状が出る場合があります。ただし、ホワイトニングによって起きる知覚過敏は一過性で、ホワイトニングを中断したり、終了後1日くらい経ったりすると落ち着きます。また、なるべく早く落ち着くよう、知覚過敏を抑えるお薬を塗る処置を行っています。